配管ジャーナルPiping Journal

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水道メーターの交換は有効期限と設置場所に要注意!

水道メーター交換

水道配管関連工事で多いのが、水道メーターの交換です。水道メーター交換工事では、計器の選定や設置場所などで悩むことも少なくないでしょう。水道メーターの交換のタイミングや設置は自由にしていいものではなく、計量法に基づいて国や自治体で方針が決められています。

交換の際は、あらかじめ水道メーターの交換に関する事案について知っておく必要があります。この記事では、水道メーターの交換や設置場所などについて、詳しく紹介します。

水道メーターの定期的な交換は必須

経済産業省が所管する計量基準の法律「計量法」によって、水道メーターの交換は8年ごとと定められています。これは、検定を受け検定証印(または基準適合証印)が付された水道メーターの検定有効期間が8年であり、8年を過ぎて同じ計器を使用し続けてはならないというものです。

もし8年を経過したメーターで料金取引を行った場合は、計量法第172条により、6万円以下の懲役、または50万円以下の罰金、あるいはこれらが併科されます。

なぜ交換が必要なのか

水道メーターはなぜ8年ごとに交換が必要なのでしょうか。計量法に定められた検定有効期間8年の根拠とは何でしょうか。

検定有効期間8年の根拠

。水道メーターを8年ごとに交換するのは、長期間の使用による製品劣化の危険性が基となっています。 検定有効期間を過ぎたまま水道メーターを使い続けると、水道メーターが劣化し正しい計測が困難になります。その結果、水道料金のトラブルに発展してしまう可能性があります。 また、長期間の中では家族人員やライフスタイルの変化も起き、メーターの能力を超えた水量が発生した場合に性能の劣化が著しくなることも想定されます。そうした理由から、さまざまなメーター使用状況に耐えうるであろう8年という区切りで交換を行います。

親・子メーターの場合は

アパートやマンションなど、親・子メーター設置で複数計測している私設メーターは全て、料金徴収や証明用で使用されている場合は有効期限前に交換が必要です。

設置時はここに注意

水道メーターの設置は、さまざまな規定に沿って行う必要があります。設置時の注意点について説明します。

設置場所は自治体の規定通りに

各自治体では、水道メーターの設置について細かく規定を定めています。前提条件として、検針や交換作業に支障をきたさない場所に設置する必要があります。 そのほか、給水栓よりも低い位置に設置すること、土地および隣地境界線に近接した敷地内に設置することという規定もあります。凍結が想定される寒冷地では埋没型のメーターが設置できないなど、地域特性に従う場合もあります。

メーター設置時のポイント

水道メーターの設置前には、メーター全長とパッキンの厚みの寸法を合わせたり、管内をきれいにするなどの準備を行います。 設置の最大のポイントは、基本的に水平に取り付けることです。検定時あるいは検定前の調整も水平の状態で行われます。使用においても機器が水平であることが、性能の維持に繋がります。なお、縦に設置しても良いメーターや設置方法が特殊な場合は、そのメーターの設置方法を優先します。 漏水などの事故を起こさないよう、専用のユニオンやフランジとナットの締め付けを均等に行います。機器の破損を回避するために、メーターフランジ部での玉掛けは行わないようにします。

水道メーターの交換・設置は規定通りに行おう

水道メーター交換・設置は8年ごとに行います。これは法令で定められており、反した場合は罰則が科されます。設置については、各自治体での規定に沿い、検針や交換がしやすい場所に行います。 やむをえず傾斜して取り付けをする場合は、器差性能・耐久性に劣化が生じやすいことを充分考慮する必要があります。また、アパートなどでの親・子メーター設置のように料金取引や証明用で使用されているメーターはすべて有効期限前に交換が必要です。

こうした設置時における詳細な注意点やどういった設備機器が適合なのか、ご不明な点は、三興バルブ継手にお任せください。

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