配管ジャーナルPiping Journal

改めて聞きたい配管基礎知識

配管工事で使用するブッシングの用途とサイズについて解説!

配管工事で使用するブッシングは、管継手の一種です。

この記事では主に、配管工事で使用するブッシングについて解説します。

ブッシングは径が異なる配管の接続に使う

ブッシングは、径が異なる配管同士を接合するために使用します。ブッシングの構造は径の大きい方がオスネジ(拡管継手は別形状)、径の小さい方がメスネジとなっており、通常径違いの配管で大きなパイプサイズから小さなパイプへサイズダウンする場合などに用いられます。

異径ソケットなどでも同様に径違いの配管が可能ですが、既存配管で同径ソケットが取り外しできない場合や、異径ソケットではL寸法で収まりがつかない場合などでは、ブッシングの方が適している場合があります。

ブッシングの種類は様々

ブッシングでサイズダウンするには、1段落ちできる仕様(例:32A→25A)や2段落ちできる仕様(例:32A→20A)があります。また、給水用のコア入り継手には厚みの薄いブッシングタイプがあるなど、配管条件や継手の仕様によって選定をしていく必要があります。

まとめ:ブッシングの選定には使用条件や用途を確認すること

ブッシングは径が異なる配管をつなぐ管継手です。配管の収まり、仕様、継手のタイプに合わせて適切な選定をしていきましょう。

配管工事に使用するブッシングの選定について、ご不明点・ご質問は、専門スタッフの在籍する「三興バルブ継手(株)」または弊社運営の楽天ECショップ「VALVIA(バルビア)」にお気軽にお問合せください。

 

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