配管ジャーナルPiping Journal

商品・サービス導入事例

現場の状況に合わせ小口径桝をスピーディに納品した事例

工事現場には、現場検査日が設けられている場合があります。現場検査では、工事の完了後の状態が法令遵守されているかを検査して安全性を確かめます。工事は現場検査日に間に合うように計画を立て実行に移すため、現場では工事に備えて必要な資材を事前にリストアップし、揃えておくのが通例です。

しかし、現場によっては着工してから必要になる資材もあります。そのような場合、依頼を受けてから納品するまでのスピードが重要です。

この記事では、検査日に向けて小口径枡を納品した事例を挙げ、専門の知識と経験により臨機応変に対応した当社の強みを紹介します。

小口径桝の注文

当社のクライアントである設備工事会社から、小口径桝の注文を請けました。

外構の工事現場において、地中部にある小口径桝の既設品を新しいものに交換したいが、工事開始後でなければ既設品の仕様がわからない状況でした。

小口径桝にはさまざまな形状があり、実際に地面を掘削し現物を確認しなければ後継品を選定できません。その上、この工事では検査日が設けられているため、後継品をできるだけ早く準備する必要がありました。

小口径桝とは

小口径桝とは排水桝の一種で、主に排水配管、雨水配管の合流点や曲点、分岐点などに設置されます。砂や砂利などを貯められる構造になっているため掃除でき、管内を綺麗に保つのに役立ちます。

出荷締切後の提案

掘削作業後、既設品を確認すると当社の在庫にはない製品だったため、メーカーに問い合わせたが、出荷の締切はすでに終了していました。

通常メーカーは、出荷を締め切り後に注文した場合、当日の出荷を行わず、翌日分に繰り越します。しかし今回の現場は検査日が迫っており、1日でも早く取り寄せたかったため、ほかの運送会社を当社が手配するので出荷してほしいとメーカーに提案しました。結果、何とか出荷してもらえることになり、検査に間に合うように納品できました。

配送に関する専門の知識

締切後にもかかわらず出荷してもらえたのは、メーカーと当社との間で長年築いてきた信頼関係と、当社スタッフの経験と知識によるものです。

当社は、製品の在庫量のほか物流への対応力も備えています。今回は、メーカー工場への製品の受け取りに、できるだけ早く訪問できる運送会社を手配しました。これまで培ってきた物流に関しての知識と経験、物流会社との信頼関係が役立ち、メーカーにかかる手間や負担を最小限に抑えられました。

今回はごくごく稀なケースでしたが、メーカーの協力を得られたことは、今後起こりうるさまざまな事案で参考にできる良い機会となりました。

設備工事会社の作業が滞ることなく、現場の検査日に間に合ったこと、サポートできたことが何よりの収穫です。当社は現場の円滑な作業を、豊富な在庫量と物流力、専門の知識でサポートします。

配管資材専門店VALVIA(バルビア)